ボンクラーズ、ドントクライ/大樹連司
中学の時には映画部にいました(ほんとよ)。
高校の時には文化部室長屋の主でした。たくさんの部を掛け持ちし、部長や副部長を掛け持ちしていました。
「愛国戦隊大日本」も「帰ってきたウルトラマン」もアニメックの記事で知ってましたし、どこからか流れてきた闇ビデオで見てました。あれがペーパークラフトだとはなぁ。
大学は、親が「現役で国立に入ったらビデオカメラかってやる」と無理難題を出したところ現役では入れちゃいました。ビデオカメラでは劇映画は撮りませんでしたが、とにかく何でも録画してはS-VHSに編集するという学生でした。フライングイレースヘッドとジョグ・シャトルは大変便利です。民生機は30分も編集してると加熱してしばらく休む羽目になるけど。
なので、映画作りにも文化部活動にも大変思い入れがあります。
その上で、なのですが。
この本、とてもいい「文化部小説」でした。最後のアクションシーンの無意味さがまた甘酸っぱい。ガガガ文庫はこういうのを平気でぽろっと出すから侮れない。
名作でした。おすすめ。