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ふろりあんの再最新日記

#放送大学 に入るには

二つ道があります。なんか、岡部学長のつぃーとを見てると質問している人が多いので。

  • 全科生

普通の4年制の大学です。18歳から入れます。試験はありませんが高卒同等の資格は確か必要だったはず。所定の単位を修得すると学士資格(大学卒)がもらえます。

  • 専科生

特定の科目だけを受ける学生です。15歳から入れます。試験もなく、学歴は問いません。

 

ミソが「専科生」で、ここである程度の科目をとると全科生になる資格ができます。つまり、義務教育以来学校に通っていない人でも「専科生」として少し勉強すると放送大学には入ることができるわけです。以前のエントリでも書きましたが、1期(半年)に14科目(28単位)とることを目標とすると、4年の間に200単位以上取れる計算になります(もちろん、こんなには要りません)。

全科生の4年というのも、「最短卒業までの期間」が4年というだけで、ここにこだわる理由はあんまりありません。8年かけてゆっくり単位を集めていっても卒業はできます。逆に、はじめ2年で卒業単位を取ってしまっても学位が出るまでには4年かかります。同様の理由で卒業研究の着手も4年目以降に限られます。

科目は難しいものもあり、簡単なものもありという感じです。前回の試験の平均点数がシラバスに出てるのでそれを参考にすると難易度がすこしわかります。ただ、放送大学はどちらかというと「浅く広く」な大学なので、前提となる知識があまりなくても困らないようになっています。基礎科目から順にとっていくと、徐々に難しくなるようになっています(もちろん無視してとることもできます)。どこから順番にとって行けばいいのかはシラバスにコースごとに図で示されてます。

ちょっと前までは放送授業がすごくローカルでしたが、今はBSデジタルで全国区になりました。あと、学生のみ見られるのですが、テレビ科目の7割くらいとラジオ科目のほぼすべてがインターネットで配信されています。放送授業は見逃しても割と何とかなります。再放送の期間があったりしますし。

試験は各都道府県のおおむね県庁所在地にある学習センターに受けに行く必要があります。こればかりは実際に行かないとならないですね。

 

いまどき学位が関係する職場なんてのはほとんどありませんが(少なくとも私の周りではなかった。狭い範囲です)、大学で習うような教養はあるとふとしたはずみに役に立つと思っています。

就職がどうのという話ではなく、視野を広めるために大学に入るのも一つの手だと思いますし、そういう意味では放送大学はうってつけですよ。