やましいゲームの作り方/荒川工
いきなりネタバレから。
もういいかな?
「こん中でエロ本・AV・エロ漫画、そんでエロゲーのどれにも世話のなったこと無いって男子、そんなやつがもしいるなら、ぼくも親父も好きなだけ軽蔑しろ!!」
ブックカバーでは架空のゲームのパッケージ(良く作るよな、こんなもの。イラストの人えらい)で隠されてますが巻頭口絵ではパンチラです。買って見ましょう(そうじゃない)。
章のタイトルもゲームからとってます。ただ、最近のゲームやってないので第4章以降元ネタが判りません。
お話は「てこいれプリンセス」の頃の荒川工が帰ってきたって感じ。やっぱ親父か。親父なのか。親父じゃないとダメなのか。
中の人なら笑えてちょっと切ない、中の人と関係ないユーザーなら普段見えない大人の世界が垣間見られるコメディに仕上がっています。
アラフォーで高校生の子供がいるってすでに故人である奥さんと結婚したのはいつなんだろう。子供が幼い頃は堅気の仕事をしていたような描写があるし。
いろいろ突っ込みどころはあるのですが、とりあえず。
おもしろかった!