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ふろりあんの再最新日記

風立ちぬ

いい映画だった。

宮崎監督の眼鏡愛にあふれた映画で、メガネスキーにとっては天国じゃなかろうか。ロイド眼鏡の縁に影が落ちるわ、近眼で屈折するわ、わかる人にはわかる描写たくさん。

ヒロインの菜穂子さんの書き込みがほとんど無いのでロマンスとしてはないようなものだけど全編ファンタジーみたいな映画なので(実在の人物なのに!)まあ、これはこれで良し。堀越二郎というと零戦というイメージがあるけど、宮崎さんは97艦戦の方が好みなのかな? それとも97艦戦に話を持って行きたがるという触れ込みの(立花隆による解説によると)堀越二郎の意をくんだものなのかな。

ガルウィング、かっこいいもんな。

しかし、遭難、墜落した飛行機の織りなす天の川は「紅の豚」に続き再び登場したところを見ると、宮崎駿の原風景なんだろうな。