Florian's most newest Diary

ふろりあんの再最新日記

生肉の思い出

生まれて初めて生肉を食べたのは町田にいた頃に行った焼き肉屋さんだったと思う。

生卵の黄身をつぶしてつけて食べるユッケに、私はめろめろになってしまった。世の中にこんなにおいしい食べ物があったのか。

私は当然のようにお代わりを要求した。

ママは小さい子供が生肉を食べるのに抵抗があったみたいだけど、パパは気前よくどんどん頼んでくれた。おかげでその頃のパパのイメージは「ユッケを好きなだけ食べさせてくれる人」になったぐらいだ。

あれからずいぶん時が流れた。

ユッケは食品衛生の法律に引っかかることになり、焼き肉屋さんで気軽に注文できるメニューではなくなってしまった。

生肉が食べたい。イヌイットという人たちは狩ったセイウチなどをその場で焼かずに食べるそうだけど、凄くうらやましい。

今度ステーキを食べに行くことがあったら(悲しいことにあんまりそういう機会はない)「激レアで」と注文しようかと思っている。

ユッケとは違うけど、生肉を食べられる滅多にない機会だ。チャンスは逃さないようにしないと。

 

ほんとはユッケを食べたい。大人の事情は良く判らないけど、おいしい物が食べられないのは不幸だ。