Florian's most newest Diary

ふろりあんの再最新日記

王妃の館

母親が浅田二郎の大ファンなので。「相棒」ファンの父親も誘ったけど来なかった。

憑依型作家の歴史小説に飲み込まれるツアー客という展開は、なるほどああいうオチになるよな。天井を意図的に省いたオープンセットの背景も含めて面白かった。

母親に言わせると、原作の小説は登場人物それぞれの事情をもっと事細かに語っているそうだけど、2時間以上の映画でも多分あのへんが限界。

 文庫版は上下2巻にも渡る長編小説。kindle向けに合本が出てるんね。今回の映画合わせで出したんだろうな。

世界史詳しくないのでプチ・ルイが歴史の中でどういう位置づけに当たる人なのかわからなかったのはちょっと残念。主に私の頭が。

王妃の館 上 (集英社文庫)

王妃の館 上 (集英社文庫)

 
王妃の館 下 (集英社文庫)

王妃の館 下 (集英社文庫)