Florian's most newest Diary

ふろりあんの再最新日記

カルメン故郷に帰る

母親と「古典映画きちんと見てないよね」という話になってツタヤから借りてきた。100円。

テーマ曲をヒロインであるリリー・カルメン高峰秀子)がずっと歌っているミュージカル映画だった。クライマックスで衣装を脱ぐシーンは入ってるけど脱いだあとは映らないのが上手い。

今なら放送禁止用語になるだろう「めくら」という言葉が何度も出てきてびっくりだった。テレビでやるときどうなってるんだろう? 昔見た初代「海底軍艦」も「きちがい」という言葉がさんざん使われてて同じことを思ったような。

芸術と大衆芸能(最後の舞台のシーンなんかが顕著)が並行して書かれていて、「映画みたいな大衆芸能も芸術だよね」と言っているようなストーリー…というのは穿ち過ぎかな。作内でさんざん「豊かな芸術」という議論がなされているので。