放課後のプレアデス(11)

タイムパラドックスはきちんとあったことになってる！　学園祭は2度目だし、太陽系外縁部のガス型惑星はまだ点火してない！　ななこはまだこの時点でたどり着いてないから。

有耶無耶にされるのかと思ったら物理法則の捻じ曲げ具合がエンジンの集まり方で大胆になってるんだ。

超光速推進もこなす魔法少女四人は遠くの銀河団の彼方へワープし続ける。

そこへ一瞬で現れるすばる最終形態。

自らの手で閉ざしてしまった可能性をつかみとって魔法少女に復帰。会長がさんざん言っていた「まだ何者でもない可能性」をみなとへの思い一つで飛び越えたという描写なんだろうな。

案の定この世界のみなとはすでに死にかけてた。未来への可能性が殆ど無い状態で「膨大なエネルギーを費やして未来の可能性をつかみとる」宇宙船のエンジンを自分に使って世界の理の外で生き続けるためにエンジンのかけらを集めている。

さて、来週は最終回。4人では追いつけなかったエンジンのかけらを手に入れるのは最終形態すばるを加えた魔法少女側だとして、みなとはどうなっちゃうのか？　可能性を搾取（？）され続けてきた魔法少女5人は元の世界の普通の女の子に戻るのか？

綺麗な落とし所を期待して待っていましょう。