Florian's most newest Diary

ふろりあんの再最新日記

夢を見た

私は「千と千尋の神隠し」の油屋のような巨大な集合住宅の中で営業している蕎麦屋の丁稚だった。歳の頃は16歳位。

そばを配達し、館の中にある神社に奉納し、歩いていけないところに配達するために鉄道の駅を探し(駅は別の蕎麦屋の中にあった。蕎麦屋は待合室でもあったがホームへ行くには迷わなくてはならなかった)、と毎日忙しくこき使われていた。

ある日「2258番地」にそば粉を届ける依頼があった。夢の中の私は番地だけでどこかわかっているらしかった。途中に隅や梁を縄で縛り付けた屋敷の中を通り抜けることになった。ガラスの中は異人が住んでいた。

近所の者が噂する。

「炎ってものがあるらしい。何でも炎を使うとお金がざくざく手に入るそうだ。炎は縄の先端のふさにつくものらしい」

「じゃ、異人のお屋敷なんか絶好の場所じゃないか。あやかりてえ」

(この人たちは火を使ったこともないのか)

噂を聞き流しながら配達を続ける。2258番地は異人の屋敷の外を巡っている階段の先らしい。配達を急ぐ。

しかし、2258番地の主(雑居フロアの1ブースだった。店はなく、皆布団の上で商いをしていた)はいない。果たしてどうしたもんか。

 

というあたりで目が覚めた。