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ふろりあんの再最新日記

寺山修司の戯曲(3)(7)/寺山修司

とりあえず2作は読んだ。

一昨日の舞台は、2つの話を組み合わせたという割には元脚本に忠実に作られてて感心した。「醒めて歌え」が主軸で「青少年のための無人島入門」がちょいちょい顔を出すという作りだったんね。「醒めて歌え」もサブタイトルは「青少年のための無人島入門」だったりしてまた面倒くさい。

作品をまたいで同じテーマを取り上げてるってことは、あの時代、寺山修司は人気作家をやりながら「一人で何にも邪魔されずに暮らしたい」と考えていたのかな。

人力飛行機ソロモン」と「書を捨てよ町へ出よう」もこの巻には入ってるので読んでみることにしよう。「書を捨てよ町へ出よう」は映画は見た気がするんだけど全然印象が残ってない。あの頃BS映画劇場で無節操に映画見てたからなぁ。NHK-BSは今はあそこまで無節操な映画やってくれない。テレビ東京の「午後のロードショー」のもうちょっと本格的な番組。「アラビアのロレンス」「第三の男」「十戒」…私の古典映画の知識はBS映画劇場が基本だなぁ。

 

酔って歌うことはできる。醒めても歌えるか? 歌えるとも。アル中だからな(マテ)。