Florian's most newest Diary

ふろりあんの再最新日記

焼きそばUFO

Dear 師匠。

わざわざ日本から空輸してくださってありがとうございました。オークランドで無事受け取りました。

くめ納豆とカレーとご飯以外にも色々入れていただきありがとうございます。インスタント・ミソ・スープに和み、グリーン・ティーの香りにうっとりし(わざわざお湯を冷やさなくてはならないなんて大変な飲み物だったんですね。日本では気にせず飲んでました)と、日本情緒を満喫しましたが、衝撃だったのが「カップ焼きそばUFO」でした。

わざわざ一端お湯を捨てるという製法にも衝撃を受けましたが(スープのない麺類として新宿で食べた油そばを思い出しました)、何より驚いたのがそのフレーバーでした。あの甘くもあり、辛くもあり、塩辛くもある刺激的なソースはいったいどういう物なのでしょうか? 特にこれといった特別な物ではないようなパッケージの記述だったので(読むぐらいならば日本語でも余り困らなくなってきました。食欲は偉大です)日本では一般的な物なのでしょうか?

あれが瓶一本あれば、どんな物でも美味しく食べられる気がします。

どうかご教授ください。

かしこ。

 

Spring8へ。

予想通り驚いてくれて嬉しいです。「焼きそばUFO」は同僚と「日本食のビギナーに驚きを与えるには」という命題で討論し合った結果決まった物だったので。

あのソースは「ウスターソース」という物です。元々はイギリスの「リー&ペリン」というソース会社が開発した物で、日本では独自の進化を遂げてああいった味になっています。日本ではこれを略して「ソース」とも呼ばれます。

大手メーカーとしてはブルドッグなどがあります。オークランドには日本食材店が何店舗かあるようですので、そこに行けば手に入ると思います。

日本では東京よりもずっと西の大阪や広島ではソース味の文化が発達しているので今度日本に来ることがあったら新幹線で大阪食い倒れツアーなんかすると満足できると思います。

焼き物に良し、揚げ物に良し、カレーの隠し味に良し、何にでも良く合う魔法のソースです。