Florian's most newest Diary

ふろりあんの再最新日記

みずは無間/六冬和生

面白かったけど、しかし、メディアミックスには激しく向かない作品だよなぁ。と、「第2回の応募要項」を見ながら思ってみたり。早川自身はメディアミックスしたくて仕方がないみたいだけど。

全盛期のARTDINKなら物語をすっぱり諦めて構造だけを抜き取ったゲームに仕立て上げたかも。今のARTDINKではダメだろうなぁ。もしくは飯田和敏さん(ARTDINKつながりだ)。どれもストーリーは使わないでゲームの「世界」を再現する方向でばっかり考えちゃうな。

朗読劇や舞台劇は向いてるかも。二人の人が一つの台詞の不確定詞を駆使して読むの。ちょっと面白そう。台詞がいくつもの状態を同時に持ちうるということを「不確定詞」という表現で表したのは発明だよなぁ。