攻殻機動隊ARISE Border:4
新宿バルト9で。
今までで一番わかりやすいストーリーだった。
ただ、話の本筋にいかにも関わりそうなひとつの肉体に2つのゴーストが宿っているという設定が宙に浮いたままなのがちょっと消化不良。ウィザード、スケアクロウ、ブリキの兵隊、ライオンという符丁でオズの魔法使いをやりたいのは判るんだけど、最後に出てきたライオンがストーリー的に弱いのでスケアクロウとブリキの兵隊がもったいなく使いつぶされてる。もったいない。
記憶、思考、信念みたいなものが外部から注ぎ込まれるという疑似記憶パッケージの存在は今までのシリーズと同様。「ゴースト」という士朗正宗のアイディアに対するアニメ側からの回答なんだろうな、と想像。
あと、新曲たくさん。サウンドトラック2出なかったら泣いちゃうよ。
2015年の「攻殻機動隊」新劇場版はどの時間軸を書くのかなぁ。少なくとも漫画とARISEとSACは繋がってないよね。漫画と初代映画版は微妙に繋がってる。SACきちんと見られてないけど。