PKD酒場
神田の早川書房でやっているPKD酒場に行ってきました。
メニューが大体フィリップ・K・ディックにちなんだものになってます。
ちなみに「PKD風焼きうどん」は2つ頼むのが前提。メニューにも二玉分の値段しか書いてません。これを頼むときに、お約束として
「4つだ」
「2つで十分でさぁ」
というやりとりをすることに。「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」の映画版「ブレードランナー」の冒頭のシーンですね。お客さんがみんな「わかっている人」で一度必ず4玉頼んでから2玉に訂正されるというやりとりをしてました。楽しい(^^)。
オーダーしてから注文の品が来るまで「フォークト・カンプフ測定法のペーパーテスト」が受けられます。
これ、原作では「人間とレプリカント(アンドロイド)の違いは感情移入能力の差異にある」という仮説を元に作られていたテストで、原作では特殊な機材を用いて行っていましたが、ペーパーテストにすることにより「従来の機器を使うことなく、簡単に人間とレプリカントを判別することが可能になりました」との説明書きが。
きちんと人間でした。「判別不能」と言われたらどうしようかと。
幻想世界が現実にはみ出てくるいいアトラクションでした。
お土産に「強力わかもと」をもらいました。ブレードランナー見ている人だけ受けてくださいというネタです。
2014/12/26まで。日曜はお休みだそうです。