放課後のプレアデス(8)
超本格的な宇宙SF。光速に比べられる速度で3ヶ月かかる先に行くとスターボウが見えるとか凄い離れたところにいるガス型惑星のコアを縮退させて発火するとか、なんか凄いことになってる。
SFとしては親殺しのジレンマが特に解決されてない(ななこの観察時間に魔法少女たちが巻き込まれてる)というのはいまいち納得出来ないけど0.25光年から情報伝達速度(秒速3000万キロ)を超えて呼びかけている時点で相対論は崩れてるんね。
夢中であっという間の30分でした。
会長をプレアデス星人の形で固定したのもななこの心象風景を写したものだという解説はなるほど。会長は元々は量子力学的に不定形なものだったんだろうな。プレアデス星人はななこのイメージ上のものでおうし座から来たわけではないということなんだろうな。
アニメを作っている人たちがSF設定を楽しんで考えてジュブナイルSFの枠組みに押し込んでいるのが楽しいです。今回はSF設定を脚本家が考えているわけではないみたいですが。このままSFアニメとしてシリーズを終わらせて欲しいです。あと1ヶ月。楽しみに待ちましょう。