Florian's most newest Diary

ふろりあんの再最新日記

天空の機士ロデア/Prope

最終面で詰まってます(パパだよウェーブが避けきれない)。

でも、総括。

 

非常に気持の良いゲームです。手の届く範囲(フォーカルブラーとLODがかかっているので触れない距離が何となくわかります)をロックしてリモコンを振ると振った方向の軌道を描いて空を飛んでいきます。空中でも追加でロックできるので一度飛び始めたらずっと空を飛んでいられます。この感触がなんとも気持ち良いです。

基本的にWiiリモコンポインターで操作するゲームなので、ポインターを画面の四隅に近づけるとカメラがそっちの方向を向きます。飛びながら横を向いたりできるのでかなりトリッキーな軌道も自由に出来ます。ブーストアクションで加速すると際限なく飛んでいきます(通常飛行は一定時間でキャンセルされる)。

ダメージは3段階。通常尻尾の開始状態と緑尻尾のパワーアップ状態、しっぽなしのダメージ状態です。ダメージ状態だと飛行距離は極端に短くなってブーストアクションも使えません。あくまで回復をするまでの非常用の状態です。で、この3段階のダメージがゲーム解説のどこにもないのでゲームを始めると混乱することうけあいです。よくわからないけどしっぽの色が違うとかいつの間にかほとんど飛行できなくなってるとか。ブーストアクションで破壊するオブジェクトとかもあったりするのでダメージ状態だとできることに制限ができるのもストレスです。ダメージ状態はあくまで死ぬ寸前だと割りきりましょう。

ダッシュパネルに反応するにはその面限りのダッシュスキルがいります。球を打てるステージもありますが、基本的にはその面限りです。というか、このゲーム、面をまたいで何かを保持することは全くありません。面を始めるときには全部ディフォルト状態から。潔いアクションゲームです。

 

マップを徘徊したり、謎を解いたりする場面もあります。出口がスタート地点のすぐ近くにあるのに広大なマップがある面があったり、ひたすら上に登っていく麺があったりと結構多彩です。

先の方に行くと通常状態では破壊できないバリアを持ったオブジェクトの中に次のシーンへのポータルがあったりするので、ちょっと頭を使わないと進めなかったりします。もうその頃には操作はすっかり慣れているという前提でレベルデザインが組まれているのでアクションゲームが苦手な人にはちょっときついかもしれません。

 

でも、アクションゲームとしてすごく良く出来ています。ただ空を飛んでいるだけで楽しいという操作を作ったのはさすがです。文句なしにおすすめできるゲームです。

Wii版は。

 

まあ、初期ロットが売り切れることはなかなかなさそうですが(そんなに売れてないか)、初期ロットに付属してくるWii版は素晴らしいゲームなんですが、WiiU版「Rodea The Sky Soidier」は空を飛んでも気持ちよくないゲームです。

一瞬宙に浮いて行き先をロックするという操作なのですが、スティックで行き先を指定するのがとにかくストレスです。オブジェクトがあると近くにあるオブジェクトに自動的に補正されるのはいいんですが、壁を伝って上に行こうとしたりするととたんに操作にストレスが。

さらに、アクションゲームとして面単位で遊ばせるのではなく、経験値を面の途中で取らせてプレイヤーをパワーアップさせるという要素が入っているのが非常にウザいです。はじめからパワー全開で遊ばせて欲しいのに、経験値のために何度も同じステージを遊ぶハメになるのははっきり言ってストレスです。長く遊ばせようという意図はわかるのですが、アクションゲームには不向きです。

というわけで、WiiU版はあまり評価してないのでした。最終面が簡単だという話は聞くんですが。