Florian's most newest Diary

ふろりあんの再最新日記

屍者の帝国

あれ? こんな話だったっけ? というのが正直な印象。

 

あそこでボスキャラよろしく倒されちゃう英国諜報部のMさんがいないといろいろ辻褄が合わなくなるんだけど、弟ホームズとはきちんとコンビを組んでて安心。出る前にスタッフロールのキャストの欄でバレちゃうのが惜しいところ。スタッフロールのあとにサービスシーンがありますよ。きちんと最後まで見ましょう。

 

ガイノイドのお嬢さんがしつこく「お父様」という話をしてて誰かと思えば、たます・あるば・いーじすんさんでした。あの発明王が世界を変える大発明を指を加えて見てるわきゃないわな。

ストーリーがごちゃごちゃしてて、誰がどんな意思を持って動いているのかわからないのはマイナスポイント。脚本家が3人もいる時点で多分そうなるだろうとは思ったけど。ハードウェアとソフトウェアの区別がいまいちついてない(ついでに言うと、ソフトウェアとメディアの区別もついてない)のはコンピュータに詳しくないと告白しているようなものだぞ。猛省を求む。インストールにチャールズ・バベッジ機関(階差機関みたいなものなんだろうな。電気使ってたけど)を使わなくちゃならないというラストの設定は取ってつけたような感じで印象悪い。

最後Mさんがやってたのは大規模な虐殺器官だったのかなぁ、と、思ったり。

 

ともあれ、これでやっとS-Fマガジンの「屍者の帝国」の記事が読めます。「映画版のラストに言及してます」とかいきなり書かれると読めないよなぁ。