愛をこめて
愛をこめて選曲。計57時間。重い愛だ。
- Capsule\
- NEXUS-2060
Capsuleが今の芸風になる前の「ネオ渋谷系」だった頃のアルバム。中田ヤスタカはなぜあんなになってしまったのか。Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅでその線はやれるからCapsuleは好きにやろうと言う腹なのかな?
- DAISHI DANCE\
- MELODIES MELODIES
乙女ハウスのアルバム。昔知人に「徹夜するからなにか選曲して」と言われてハウスだのテクノだのをたくさん集めたら「爽やかすぎてかえって眠い」とクレームが来たなぁ。パンクやヒップホップが良かったんだろうか。
- DE DE MOUSE\
- East End Girl
- Sunset Girl
テクノ、でいいんだよね。エレクトロニカ? よくわかんないや。
2つのアルバムを合わせて一つのものとして見ています。East End Girlが日が暮れても(sunset)歌い続けている(keeps singing)ようなイメージで。
- Disney\
- Tokyo Disneyland ミュージックアルバム
東京ディズニーランドのアトラクションのBGMを集めたもの。覚えてからディズニーランドに行くと一緒に歌えて楽しいです(魅惑のチキルームとかベアバンドとか)。流石に全曲は入ってないのが残念(「えんやらやっとラムを一瓶」とか歌いたかったなぁ)。
Disk1がデラックス・エディションの名がついてないのは単品で出ていたサントラと同じものだったからみたい。英語の歌とBGM。
Disk2が日本語詞がついたものとか、カラオケとか、マルチランゲージ版(凄い。まるでわからない)とかがはいったもの。松たか子に比べてMay.Jは歌下手ね(言ったー!)。
- Hayley Westenra\
- Crystal -the Classical Favorites-
一時期うちで大ブームを引き起こしていたゲーム「Forever Blue」で使われていたヘイリーの歌。日本では「ヘイリー」とファーストネームだけのほうが通りがいいかも。「Amazing Grace」いろんな人が歌ってるけど、個人的にはヘイリーのが一番好み。
- Kalafina\
- THE BEST“Red”
- THE BEST“Blue”
今をときめく名作曲家梶浦由記が集めた3人組のコーラスグループ。
これはデビューからずっと曲を追いかけて作ったベストアルバム。Redから聞くのが礼儀かな? 曲の並び的に。Redにだけオリジナルのプレリュードが入ってるし。
- Kraftwerk\
- Tour De France Soundtracks
ドイツのテクノポップグループ。このアルバムは「テクノポップ」と言うには本気の「テクノ」だけど。PrologueからPart1-3までで1曲。15分。長い。でも疾走感に溢れたいい曲です。
- MOSAIC.WAV\
- AKIBA POP RECOLLECTION Disk1
- AKIBA POP RECOLLECTION Disk2
自称「AKIBA POP」をジャンルとしてあげている「電波系」のバンド。
歌詞をよく聞くと電波だけじゃないロマンチックな何かも溢れてるけどテクノポップとしては明らかに電波。「洗脳、搾取、虎の巻」とかいきなり「子作りしましょ!」とさけんだり。
- Heartsnative
MOSAIC.WAVがボカロPの鶴田加茂さんと一緒に作ったボーカロイドを使ったアルバム。ボーカロイドと人が合唱をするというちょっと珍しい展開と「これをボーカロイドに歌わせるか!」という曲の選択も相まってなんか名盤になっているアルバム。電波ソングだった「君は何テラバイト?」が感動的な歌になってます。
今をときめく名作曲家(またか)神前暁さんのナムコ時代のアルバム。「もじぴったん大辞典」から先は作曲家変わっちゃったんだよね(神前さんがナムコやめたから)。あれはあれでいいものだ。
ナムコ初期からずっと関わっている作曲家小沢純子さんなどが作ったアルバム。風のクロノアあんなに面白いのになんで全然ヒットしないんだろう?
- Oranges & Lemons\
- 空耳ケーキ/Raspberry heaven
作曲家二人で楽しげに歌っているシングル。オープニングとエンディングで共通してるスタッフが作詞家だけという。アニメ「あずまんが大王」のオープニングとエンディングでした。
- Tribute To あずまんが大王
「あずまんが大王」のBGMを作っていた人たちがオープニングとエンディングを編曲し、BGMに歌詞をつけ(オープニングと同じ人:畑亜貴さんだ)楽しげに歌うアルバム。いかに「あずまんが大王」のBGMが名曲だったかがよくわかります。「風の色マーチ」「Moi Moi」「朝焼け線路」などなど。名曲盛りだくさん。
- ORIGA\
- ザ・ベスト・オブ・オリガ
先日なくなってしまったロシア人歌手。
千住明がアレンジした「ポーリュシカ・ポーレ」がえらい感動的。ソヴィエト軍楽隊の原曲を聞いてそのギャップに衝撃を受けたような。軍歌ですね。こっちが元。
- PE Z\
- 起きて寝る -FUNNY DAY & HARD NIGHT- [Disc 1] 昼-DAY SIDE
- 起きて寝る -FUNNY DAY & HARD NIGHT- [Disc 2] 夜-NIGHT SIDE
去年の末に活動停止してしまったジャズバンド。
昼と夜が逆なんじゃないかというくらいアッパーなナンバー連続してるのが印象的。
- 起きて寝る -FUNNY DAY & HARD NIGHT- [Bonus Disc]
ライブ録音のボーナス版。結局Pe'Zのライブ一度も行けなかったなぁ。
- Perfume\
- LEVEL3
今をときめく名作曲家(もういい)中田ヤスタカさんがプロデュースしたエレクトロニカダンスユニット。今となっては「アイドル」枠じゃないよなぁ。大ブレークした「リニアモーターガール」より前から追いかけていた身としては大きく育った姿にちょっと感涙。
- Q;Indivi\
- philharmonique; [Disc 1]
- philharmonique; [Disc 2]
田中ユウスケと及川リンのキラキラハウスのバンド。その中でも今のクラシックのアレンジ行う方向性を位置づけたアルバム。Disk2はリミックス盤だけどDisk1だけで十分。蛇足な感じ。
- Sarah Brightman\
- FLY
押しも押されぬ大スター。表題曲「A Question of Honor」が日本ではアルバムタイトルになってるけど(ん?なんか変な言い方だな)原語を尊重して。しかし、「A Question of Honor」はやっぱり名曲。カラオケで歌うと英語歌詞なのに盛り上がる。
- SEGA\
- 電脳戦機バーチャロン オラトリオタングラム DNA side
- 電脳戦機バーチャロン オラトリオタングラム RNA side
チャロンですよ、チャロン。一番遊んだ(ツインスティックも持ってた)オラタンから。フォースのコンプリート版のサントラ買わなかった今でも後悔してる。
- Weekender\
- BEAUTIFUL DREAMER
仙台の辺りで活動している人たちのキラキラハウス。キラキラハウス好きだなどうにも。ピアノと女性ボーカル。
しかし、私がピアノとダンスリズムとボーカロイド(歌ってくれる人がいない)で曲を作ってもハウスに全然ならないのはどうしたことか。
- Yellow Magic Orchestra\
- X∞ MULTIPLIES 増殖
スネークマン・ショーのお馬鹿寸劇が素敵なアルバム。Do you understand,Mr.Ohira?
「若いやまびこ」も最高。「警察だ、ここを開けろ」も素晴らしい。
- YMCK\
- FAMILY GENESIS
荒いビットで壮大な曲を歌ったアルバム。どれか一つと選べないけど名曲揃い。
- ZABADAK\
- 遠い音楽
ZABADAKがまだ吉良知彦さんと上野洋子さんとでやっていた頃のケルト・アイリッシュ趣味全開のアルバム。「二月の丘」「遠い音楽」「Harvest Rain」などなど名曲盛りだくさん。
本当はアルバム「夢回帰線」が良かったんだけどどこにも見当たらないので(買ってたと思うんだけどなぁ)。聞かせたい曲は一曲「風に立つライオン」。
- 上野洋子\
- Puzzle
パズルのタイトルが曲タイトルになってる多重録音のアルバム。ヴォカリーズが耳に優しい。
没になったゲームの音楽集。どれがそうだとはいえないけど中山雷電(古川典宏)さんのアルバムに少しずつ入ってる。全部合わせると80分以上になってCDに収まりきらなかったりして。
- 佐野電磁\
- DRAG-ON DRAGOON ORIGINAL SOUND TRACK VOL.1
- DRAG-ON DRAGOON ORIGINAL SOUND TRACK VOL.2
佐野電磁さん自身は「商業的には失敗作だった」という認識みたいだけど、ゲーム本編はともかく(ともかくか!)音楽は素晴らしい。先に行くに連れ狂気の度を増していくブレイクビーツ(ただしサンプリング元はクラシック)、狂気の頂点に立つBルートエンディング「尽きる」(また、歌詞が壮絶)とEルートエンディングの環境音。もう、音楽ですら無いという。
大好きです。現代音楽。
- 初音ミク\
- 「初音ミク-Project DIVA Arcade」Original Song Collection
「初音ミク」というアーティストでくくるとすごいたくさんの曲が引っかかちゃうので、少し落ち着いてアーケード版の1枚目。「Magical Sound Shower」は入ってるけど「Quartet」は入ってない、そんな時代。時代でくくれるのか。ボーカロイド使って長いなぁ。
ヨーロッパ古楽の作曲家が作った中世ファンタジーアニメのサウンドトラック。ファンタジー世界ではあるけどオーケストラじゃないのが「指輪物語」との大きな違い。ヨーロッパ中世を舞台にしたファンタジーの捉え方の違いですね。ひどく素朴なアルバムですがサウンドトラック1枚目に入っている「旅の途中」というテーマ曲はZABADAKの吉良知彦さんが作ってて異常に感動的。試しに自分で歌ってみると大サビのところで滂沱している自分に気づくくらい。
怪獣映画から「鋼の錬金術師」やこの作品まで芸の幅の広い作曲家。
アニメを先に見てると「薔薇色のキャンパスライフ」で思わず吹き出してしまう無駄な大げさ感。名曲たくさんです。
- 新居昭乃\
- 空の森
1990年代にたくさん歌われたアニメの主題歌などを集めたアルバム。菅野よう子さんや寺嶋民哉さんなんかが作曲で参加してます。
OVA「マクロスプラス」の挿入曲(主題歌ですら無い!)「Voices」の素晴らしい使われ方も相まって非常に感動的です。「三日月の寝台」「凍る砂」「金色の時、流れて」と列挙していくとキリがない名アルバム。
- 栗コーダーカルテット\
- あずまんが大王Vol_1
- あずまんが大王Vol_2
栗コーダーカルテット(カルテットと言いながら最近一人抜けて3人組になった)の肩の力の抜けたアニメのBGM。
一時期はワイドショーや夜の番組で散々使われまくってました。
- 梶浦由記\
- 「ソードアート・オンライン」ミュージックコレクション Disc 1 Aincrad
- 「ソードアート・オンライン」ミュージックコレクション Disc 2 Fairy Dance & Extra Edition
- 「ソードアート・オンライン」ミュージックコレクション Disc 3 Phantom Bullet
- 「ソードアート・オンライン」ミュージックコレクション Disc 4 Calibur & Mother's Rosario
今をときめく名作曲家(もういいから)梶浦由記の多分最近の仕事集。
アニメの劇伴はなかなか難しいのですがバリエーション豊かな音楽でドラマを支えています。
- 渋さ知らズ\
- 渋全
ジャズバンドのアルバム。ミュージシャンが栗コーダーカルテットと一部被ってるのでお互いカバーしあってるくらい仲がいいです。「全」というのはベスト盤だということなのかな? ライブで一度見たきりだから知ってる曲も少ないですが。
ソングコレクションなので作内音楽以外も入ってますし、田中公平さん以外も作曲していますが、メインテーマ「ウィーアー」は田中公平さんの曲です。トンデモなく難しいコードから始まるイントロはピアノ楽譜集では省略されてました(^^;。
曲の並びとしては「ハラショー!」が先で「BANZAI!」の方が後です。
職人芸の田中公平さんが達者な劇伴を書き、謎原語のヴォカリーズを書き、「きんぐげいなー!」と叫んでる回数のやたら多い主題歌を書いています。梶浦由記さんとは違った方向でアニメの音楽を彩っています。
- 矢野顕子\
- 峠のわが家
ピアノと歌のお姉さん。ささやかな歌を歌います。私もピアノをちょっとやりますが、とてもじゃないけどこうは弾けません。
- 神先暁\
- 「STAR DRIVER 輝きのタクト」SONGS&SOUNDTRACKS Disc 1
- 「STAR DRIVER 輝きのタクト」SONGS&SOUNDTRACKS Disc 2
- 「STAR DRIVER 輝きのタクト」SONGS&SOUNDTRACKS Disc 3
「もじぴったん」の神前暁の今の音楽です。Disk1がアニメ本編で凄い衝撃的な使われ方をされていたボーカル曲が、Disk2,3に劇伴が入っています。
Namco時代から非常に作曲が上手な人でしたが独立して磨きがかかっています。
今をときめく名作曲家(まだ言うか)菅野よう子のまだマイナーだった頃のゲームミュージックです。「ナップルテール」というセガのゲームだったのですが、ゲームをやったことがある人よりもこのアルバムを聞いたことのある人のほうが多い始末。「幻の菅野よう子」として一時期はプレミアがついていたくらいです(今は再販されてプレミアは解消されました)。
今となっては珍しくないBL設定の歌です。何も知らないで聞いているとプラトニックなラブソングに聞こえますが、同じタイトルのライトノベル(当時はコバルト文庫から出てたはず)で谷山浩子さん自身がBLの歌だとしっかり明記してました。当時は今ほどBLが市民権を得てなかったので日本中のやおいちゃんが大反応したのが懐かしいです。
翻って最終曲の「海の時間」はストレートなラブソング。こんな歌をベッドで歌われたら大概の男子はころっと参っちゃうでしょう。
- COUNTRY GIRL
このアルバムが最後に来てるのは最後の曲「おやすみ」を最後に聞かせたいからです。「おやすみ、僕の大好きな人」から始まる歌詞は甘ったるくて今となってはお酒でもなければ聞けませんが言いたいことは「おやすみ」です。
昔、女の子にテープ(カセットテープですって!昭和の遺物だ)を編集して送るときには必ずこの曲が最後に入ってました。反応は微妙でしたが、いいの。送る時のロマンチシズムが重要なの!
と、全部聞くと57時間の暑い愛なのでした。
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