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ふろりあんの再最新日記

ハイレゾ音源について父親に聞かれた

ヘッドフォンがハイレゾ対応だという話に付随して。

だいたい、CD-DAの44.1kHz,16bitを時間解像度か振幅解像度で上回ってればハイレゾだという話をしましたが(昔オーディオの設計をしてたので可聴域が20kHzくらいという知識はあったらしい)、ハイパーソニック・エフェクトはいまいちピンときてなかった様子。

スピーカーでは聞き取れるのにヘッドフォンでは有意差がないという実験結果からすると、人間は音を耳で聞いているのではない(蝸牛管の周波数解析以外に感応部分がある)という変な事態になるので、たしかに判らないかもしれない。

CD-DAが一般的になる前のマルチウェイのスピーカーはスーパーツィーターがついていたことがあった(レコードからは超音波が出ていた)という話もしましたがSACDやDVDのリニアPCMなんかの「明らかに可聴域外の音が入っている」ものが用意できなかったので検証できず。そもそも、音源を用意しても実家で使っている安物のDVDプレイヤーのDAコンバータの周波数方向の解像度は44.1kHzを超えないんじゃないのかなぁ。

ハイレゾ音源のオーディオDVD」というものがあったらレコード屋さんに買いに行くと言ってましたが、クラシックのDVDでそういうものが一般的に売られているのかが不明だったのでそこは答えず。売ってるのかな? SACDCD-DAのハイブリッドのディスクは見たことあるんだけど(確か寺嶋民哉の「ゲド戦記」のサウンドトラックがそうだった)。