Florian's most newest Diary

ふろりあんの再最新日記

動物とお話

小学生から中学生くらいまでは家に犬がいました。雑種の雌犬。

色々文句も言われましたが、概ね会話も出来ました。もう、呆れるくらい当たり前の事しか言わないの。犬の知能がそんなにないのはさておくとしても。

犬が人と喋れないという事実を知ったのはこの子が死んでからだいぶあとでした。

 

大学時代、観光牧場にアルバイトに行ってました。朝から晩まで馬の世話をしたり、羊に取り囲まれたり、山羊と戦ったり。

夏の暑い日、もう体力の限界というところまで追い詰められると、馬の気分が判るようになってきました。

乗馬体験で馬を引きながら、

「水が飲みたいなー」

「あ、おしっこ」

「この客重いよ」

言葉にはなってなかったですが、ほとんど何を言ってるのかわかりました。疲労が極限まで来たトランス状態で勝手に幻聴してたのかもしれないけど、おしっこをしたくなったら予め止まって待ってやるなんてこともしていました。

「なんで判るの?」

と子供に聞かれたりしましたが、判るものは判るんだよ。

 

今は猫の気持ちさえ正しく理解できていません。近所の猫に会っても何を言っているのかさっぱり。

エスパーだった昔を懐かしむのでした。