Florian's most newest Diary

ふろりあんの再最新日記

天空の銀河鉄道の夜

天空はスカイツリーシティのプラネタリウムコニカミノルタが直々に運営しているのでプログラムも新しいです。

まずは宮沢賢治原作の「銀河鉄道の夜」。全天周映像のなかにフレームで切られたカットが入るとそれまであった没入感が途切れるという発見が。VR映像作品を作る人はあの違和感を是非とも感じてほしい。演出的な意味があるのかもしれないけど、効果としては結構疑問。没入感があってなんぼなので。
ちなみに原作のこなれ具合は良い感じ。天気輪の解釈はああ来たか。三角標識もなるほどという感じ。地上の測地用の機器を星と見立てて星座を作るのか。
カンパネルラとザネリのシーケンスは丸々ないのでクライマックスは大分変わってるし。まあ、プラネタリウム番組にストーリーを求めてもな。情報量多いわりに尺がとれないし。
ともあれ、原作を読んだことのある人向けのファンムービーとしては面白かったです。挿入歌良かったし。