Florian's most newest Diary

ふろりあんの再最新日記

RODEA the Sky Soldier/角川ゲームズ

WiiU版。Nintendo3DS版はまだ。最初にセーブできるところ(2話終了時点)まで遊んだ。

いかに「ロデア」というゲームがWiiリモコンに依存してるかよく分かる。オートエイムがあるとはいえ自由に空を飛ぶ感触がひどく薄い。ターゲット出来る距離が長いのに、飛行時間(正確には飛行距離。パワーアップして速度を早くするとその分燃料消費が増える)に制限があるのも痛い。飛んでいる最中に、残り飛行距離が残っているのに急に飛行を諦めるギミックも何故つけたのかがよく判らない。

ゲーム中に手に入るアイテムを使って面をまたいでパワーアップしていくギミックも入れたかった気分はよく分かる。でも、成功しているとは言いがたい。

Wii版の「天空の機士ロデア」がステージをまたいで保持されるものが殆どない(進行状況くらい)のも、これを遊ぶと理由がよく分かる。WiiU版は先の方のステージで敵のダメージ量を増やしたり、抵抗力を増やしたりしてプレイヤーのパワーアップを求めないと先に勧めないようにしたいんだということも気分は判る。でも、アクションゲームでそういう全体的なレベルデザインをするのはプレイ時間を引き伸ばす以上の機能はないし、ユーザーの腕で先に進ませる(プレイヤーが上達するので先に進めるようになる)という前提を崩して、「経験値によるレベルアップでユーザーの腕がなくても進めるようになる」というRPG的な要素はロデアのような純粋なアクションゲームには向いていないと思う。プロペの手を離れて、角川ゲームズ側のディレクターが「ロデア」に何を求めていたのかが読み取れてなんとなく微妙な気分に。

Wii版の「天空の機士ロデア」をクリアするまでこっちは封印でいいか。

 

ロデア・ザ・スカイソルジャー

ロデア・ザ・スカイソルジャー