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ふろりあんの再最新日記

押井守映画祭 第四夜「カルト編」に行ってきた

カルトもカルト。「競作の短編映画のうち一本だけ」とか、わずか9分の短編とかやるんだもん。

見たことあるのは「立喰師列伝」と「アサルトガールズ」だけ。超眠くなる夜半過ぎに、ストーリーといえるものが殆ど無い「アサルトガールズ」を見るのはほとんど拷問。終わってから劇場内を見たら「アサルトガールズ」の後で寝てる人結構いました。眠くなるよなー。

「女立喰師列伝」はコミックリュウの創刊号についてきたDVDだったかな? 見覚えあるんだけど思い出せない。ひし美ゆり子が出てきた話はちょっとびっくり。どこで上映してたんだろう?

アサルトガールズ」はあのまま見ると「Avalon(f)」がタイトルに見える。冒頭のAvalonとの世界観を続けているという解説は、気分はわかるけどひどく冗長。かなり話と無関係の「作者の意見」がにじみ出てるし。

や、押井守の映画は大体「作者の意見」がにじみ出てるか。これに限った話じゃないですね。

 

冒頭のトークショーで「TNGパトレイバー首都決戦」を「押井守なのにエンタメに振った」と小黒さんが言ってたけど、やっぱりそう見えるよね。押井監督いわく「10月にやるディレクターズ・カット版が本当はやりたかったこと」とのことなので、ディレクターズ・カット版を待ちましょう。

TNGパトレイバー」というシリーズは押井さんとしてはかなり気に入ってるらしいのですが、配給元が期待してたほどには儲からなかった(結構映画館には人入ってたと思うんだけどなー)らしいので、続けるかどうかは微妙だそうな。「首都決戦」は続きを作れないような作りの映画なので(でも、「首都決戦」作りながら「続きがほしいなぁ」と思っていたらしい)、そのまま続投というわけにいかないとは思うけど。

あと、「Maroko」は押井監督的には不本意な映画だそうなので、いつか機会を作ってOVA版「御先祖様万々歳」6話全話上映をしたいとのこと。私もOVA版のほうが面白かったので、そういう機会があるのは賛成。「Maroko」はいくつか種明かし(というか伏線)が解消されないまま終わっちゃうんだよね。

 

とりあえず、今晩も面白かった。朝までちゃんと起きてたよ。あんな朝早くに地下鉄走ってるとは思わなかったけど。これ書いたら寝ます。